蒼い月を撃ち抜いた その果てへ──
おすすめ度：★★★✩✩（3.6）
タグ： エロゲ PCゲーム 評価 攻略 ADV 成年向け Heliodor ヘリオドール
前書き
衣笠彰梧先生の最新作ということでめちゃくちゃ楽しみにしていた流星ワールドアクターです！
本作はいままでの作品と違って、ファンタジー要素が強い作品だなと思っていましたが、そんなことはなく普通にSFファンタジーで、ダークな雰囲気が強い感じでした。
発売して一ヶ月、アトリエシリーズやDQウォークやマリカに気を取られているうちに本作の存在ごと忘れてました。
ついでに記事のことも忘れてた、すまん。今日から3日で攻略完了するから許して……
あらすじ
第七共和国。その国を守る警察組織の中でも、厄介者やはぐれ者、問題児が集まる十三課。
その十三課に所属する主人公日流ルカは、刑事としての腕は立つが言動や行動に問題が多く、
かつて凄惨な事件を引き起こしたある事件に固執するあまり、上層部に目を付けられ十三課に押し込められていた。誰とも組まず一匹狼を貫き通してきたルカだったが、新たに配属されたエルフで新米刑事のクラリスとコンビを組まされることとなる。
息は合わず無能な新人、無能な上司の関係で時間が過ぎていく中、第七共和国へと亡命してきた一人の少女を保護したことで、日々は大きく変わっていく。
DMMからあらすじ引用
Movie
オープニングムービー
プロモーションムービー
ファイナルプロモーションムービー
批評・感想
ルート攻略
いつも通り攻略ヒロイン重視の選択肢を選択
シフォンルートは「去る」/「もう少し雑談する」で雑談を選択
小町ルートは「去る」→「キスする」を選択
メルルートは「キスしない」を選択
メルルートBADは制限時間選択肢で「行かせる」を選択
クラリスルートは3人攻略後、去るの次の選択肢で「もう少し様子を見る」を選択
共通ルート
伏線や謎残しすぎでは？
世界観・設定・シナリオ・話の展開においてかなり高水準であったにも関わらず、衣笠先生は終わり方・話のまとめ方が苦手なのかどのルートも微妙なことになっていました。今度こそは綺麗にまとめてくれるだろうと信じていたのですが、個人的には衣笠作品史上最も終わり方が雑だと感じましたね。
シナリオの評価
第七共和国、十三課、教団に輝きの同盟といったファンタジー×SF。聞くだけで魅了されるようなとても考えられた素晴らしい世界観設定だと感じました。それに加えて、ヒロインや主人公と生田・宗助・ストライコフといった謎や様々な過去を抱える魅力的なキャラクターたちが本作をとても魅力溢れるものにしていると感じました。
ですが、続編が出ると仮定しても雑な話の終わり方や伏線の残し方。あまりにも判明しない情報が多すぎてエピローグ後に次のルートを探そうとするレベルでクリアした感に欠ける微妙なラストでした。
ぱっと思いつくだけでも、ルカはどうして第七共和国でホームレスやってたの、ルカの種族って結局？クラリスの親はどこ旅してるねん。どうして教団事件に巻き込まれたの？メルの受け継いだ能力を具体的に。小町のお父さんで結局どう繋がってどんな目的で教団事件のことを話すようにルカに言ったの？シフォンの剣と王様の剣が同じってどゆこと。生田はどこ出身なの、ストライコスは何が目的でそんな情報集めてんの、宗助ってなんで名字呼んでほしくないの、ヴァースや珠子ってどうして十三課にいるの、結局山田係長は過去にどう関わってるねん。シュバルトは教団の長でいいんか？などなどパッと思いつくだけでも無数にありますね(笑)
続編が出て上記の謎が解決されることを祈りつつ、次回作は終わり方が秀逸であることを衣笠先生に祈り買いに行くことにしましょう（やっぱり面白いので買いには行く）。
ここまでラストについて語りましたが、結局どうなの？ってことですが、ラストや伏線回収以外はかなり高水準にまとめられていて、とても満足出来るものとなっていまいした。購入迷っている方は購入してみるのも全然ありですよ！
キャラ評価……だけどすまん。キャラ紹介みたいになった。
まずは主人公のルカと過去作主人公比較から。
性格は過去作「暁の護衛」の朝霧海斗とかなり似ていますね。実力を隠す+非真面目+危険もしくは被害者が多い事件や身内が関わると全力を出すところ+権力者も実力者もあまり恐れていないが、権力者に限っては自分の立場が危うくなる状況(相手ではなく)においては焦るところなどなど衣笠作品特有の主人公が出ていますね。
暁の護衛主人公と違うところは、他人から見るとイケメン一歩手前くらいの容姿であること（朝霧海斗はただ本を読んで座っているだけで逆ナンされるほどイケメン）や風呂に入らなかったり掃除をしなかったりと不清潔であること、能力にはデメリットがついているところや頭は回るし知識もあるが専門的知識に偏っているところなどあらゆる意味で完璧超人であった朝霧海斗とは違う部分も多く感じさせられました。
本作では様々な活躍シーンがあったルカですが、非真面目で事件も適当に捜査したりしているが、やるべき時はしっかりやる格好良いところを度々見せてくれるとても格好いい主人公と感じましたね。ただ性格や素行に難があるので、あんまり不特定多数にモテない…
次はヒロインのクラリス。
金を使うのを嫌い、定時に必ず帰る新米刑事のエルフ。
色々ルカに悪口や不満を言いながらも、パートナーとして事件に立ち向かう姿はとても勇敢だなと感じました。
ひんぬーで魔法が得意なところは世間一般的なエルフとは変わらない模様。
メルはゲノム王国の王女。
世間知らずなところもあるけど、いつも一生懸命で世話好きな姿が凄く魅力的。
精神的に強く、立ち向かう勇気を持っているヒロイン。
多分本作ヒロイン一番のきょにゅー。
合コン大好きな交通課の小町。
容姿・性格共に個人的に本作最押し美少女。
ルカと付き合うことになった後のデレ度はヒロイン随一の可愛さ。
彼氏いたことありそうなのに、キスもしたことない純情美少女だったりする。
セグイットの貧乏シフォン。
戦闘力ではヒロイン随一の微乳美少女。
セグイット特有の寝相の悪さでルカに迷惑をかけたり、金欠で空腹で倒れてルカに助けられたりと鈍くさく、正義感や正直で疑わない性格が裏目に出て問題を起こしたり巻き込まれたりすることも多々ある少女。
はい、終わりー。
購入はここから
後書き
| シナリオ | A | 世界観 | SS |
| キャラ | SS | キャラデザ | SS |
| バトル | S | 音楽 | A |
| プレイ時間 | 15時間 | 総評 | A-(80) |
凄く評価しにくいんですが、結果こういう評価になりました。
キャラデザもキャラ性格も、世界観も良かったんですけど、ルートの終わり方が駄目でしたね。
プロローグの終わり方的に暁の護衛やレミニセンス同様、続編があると期待して待つことにします。
あと感想書くの下手ですいません。
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引用：流星ワールドアクター DMM
今回は「流星ワールドアクター」批評・感想を書いていきます。