──その日、彼は私の”禊”になった。
おすすめ度:★★★★✩(4.1)

前書き
毎月恒例のロープライス作品です!
今回は前々より期待していた黄昏のフォルクローレをプレイしていきたいと思います。
何度も延期なったときはまじかと思いましたが……ゲームクリエイターさんの健康が一番ですから
あらすじ
「ーー以後、この子に仕えて生きるように」
開国から数十年、発展著しい大帝都。
医者の息子だった『隅方有馬』は、唯一の家族であった父が病で急逝してしまい、天涯孤独の身となってしまう。
だが父の出入り先だった帝都でも有数の名家『乙部家』に引き取られ、そこで一人娘『乙部すぴか』の従者として働くことになった。
そして生まれついて体の弱いすぴかは権謀術数渦巻く乙部の本家を離れ、
わずかな使用人と共に別邸に移り住み、穏やかな日々を過ごしていた。地元から単身帝都に飛び出してきた同僚の女給『阿久戸麦』
すぴかと同じ女学院に通う不思議な雰囲気の女学生『弓張月子』
名家烏丸家の息女でありながら現役警察官の『烏丸志乃』知人達と共に、すぴかは自分なりに楽しく過ごし有馬はそれに付き合い、支え続けていた。
だがしかし緩やかに流れるのは陽の当たる時間だけだった。
夜のとばりが降りればその限りではなく、命の削れる音が響きだす。何故、医者の息子であった有馬がすぴかの従者となったのか。
それはーー。「だって仕方ないでしょう? 私は貴方しか食べられないのだから」
公式サイトから引用
Movie
オープニングムービー
批評・感想
黄昏のフィルクローレ




ロープライスの傑作
ここまで面白かったロープライス作品は過去作を見ても稀なのではないのではないだろうか。世界観・シナリオ・キャラ・原画の4つがかなり高い水準で綺麗に纏まっていて、まさにロープライス代表の1つにふさわしい内容だと感じました。
ロープライスで延期というのは珍しいなとは感じていたんですが、このクオリティならばしょうがないだろうと納得出来るほど凄く良い内容でした。
(世間的な評価は上の下ほどらしい……)
人の命や精を食べないと生きていけない”祝い子”としての力をもつすぴか。祝い子であるすぴかが自分の正体や力に自覚し苦悩していく中で、従者である有馬はすぴかの様々な問題を解決するために奮闘していくといった内容になっています。
すぴかが自分が祝い子であることを気づく前は、夢で自分が人を食っているシーンを思い出し恐怖したり、気づいた後は自分がもし精神的にも人を食らう化物も成り果ててしまったらなど自身が祝い子であることに苦悩する姿がとても上手く演出されていて、1シーン1シーンにすぴかの感情が手に取るようにわかり、とても深く物語に入り込むきっかけにもなったシーンでもありました。
そして主人公である有馬は、すぴかを助けるために様々な方法でアプローチし、ラストシーンで身体を張ってすぴかを救い出そうとしたシーンは凄く格好良いと感じましたね。他にもすぴかに隠していた事実や後から判明する有馬が裏でやっていた事など感情や考えが読みにくい主人公でもありましたね。
他にも麦・月子・志乃といったすぴかや有馬に協力してくれる魅力的なキャラクターだったり、中盤までの伏線や謎を一気に終盤で回収する爽快感など最初から最後まで作品にのめり込める面白さを感じましたね。
購入はここから

後書き
シナリオ | 9 | 世界観 | 10 |
キャラ | 9 | キャラデザ | 10 |
音楽 | 8 | プレイ時間 | 6時間 |
総評 | S-(87) |
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挿入画像、公式サイトより引用
今回は「黄昏のフォルクローレ」批評・感想を書いていこうと思います。